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職人ブログ

2022/07/01

古民家の断熱リフォームについて

こんにちは!

熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!

2022年6/17に【床下に断熱材を取り入れてみませんか?】を掲載させていただきました。
https://www.munakata-koumuten.co.jp/blog/slug-95bd927170f2b9a346d8103e4a3a98c4

今回はもう少し断熱について触れていこうと思います!
基本的な断熱の改修の優先順位は窓→床→天井→壁の順番です。
そのため、前回触れなかった窓・天井・壁について詳しくお話していこうと思います。

▼目次
・窓の断熱リフォームについて
・天井の断熱リフォームについて
・壁の断熱リフォームについて


■まずは窓の断熱リフォームを検討してみてください♪

隙間風は、窓をアルミサッシに変えることで対策できますが、
木製の壁、壁と同じ木製の枠のあるガラス窓を銀色のサッシにしてしまうのには抵抗があるかと思います。

そこで古民家の木製建具なら、入れ替え、もしくは二重窓(内窓)を取り付けるという方法がオススメです。
古民家に多い、シングルガラスだと冷気が家の中に入ってきやすいですが、窓を二重にすると外見も変えずに費用も抑えられ、断熱効果を高めることができます。


また、窓周りには隙間も多いので、その隙間をなくす工事も一緒に行うことをオススメします!
窓の断熱リフォームを行うことで部屋の暑さ寒さを感じにくくすることができます。
 

■天井の断熱リフォームについて

天井裏は、伝統工法の場合は、屋根との間に広い空間ができています。
断熱材を入れることに問題はありませんが、屋根自体に損傷がある場合は補修を行うのが前提となります。

屋根に損傷があるとせっかく断熱リフォームを行っても断熱性能が失ってしまうので、
宗像工務店ではきちんと確認させていただきます!


天井裏にグラスウールや吹き込み系断熱材を天井に吹き上げる手法が一番きれいに施工できるのですが、
昔ながらの和室の竿縁天井ですと隙間だらけなので隙間から断熱材が落ちてきたり、天井板が薄いため断熱材の重みに耐えることが難しいと言われています。

しかし、天井がせっこうボードやプリント合板などで、天井下地がしっかりしていれば吹き込みによる断熱リフォームができるチャンスがあります。
天井がなく、2階の床が1階の天井になっていたり、屋根の野地板が見えている場合であれば、天井下地をしてその隙間に断熱材をいれたりすることもできます。

■壁の断熱リフォームについて

基本的には、グラスウール等の断熱材を使用します。
壁の構造や使われている壁材によっても、内側に施工するか外側に施工するかなどの工夫が必要ですが、この場合も既存の部材をなるべく壊さずに行うのが理想です。
壁の内部を解体することで柱など他の部材にダメージを与えてしまう場合は、既存の内部壁の上から断熱材を入れる方法もあります。
ただし、断熱材の施工には気密性を高めるぶん内部結露が発生しやすくなります。
結露を防ぐ断熱というのは非常に難しい技術ですが、沢山の断熱リフォームを行ってきた宗像工務店ですので、安心してお任せください!

古い家では夏は暑く冬は寒く、体調への悪影響はもちろん、光熱費もかさんでしまいます。
私たち宗像工務店と一緒に、快適で健康に暮らせる空間に生まれ変わらせてみませんか?

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