「古民家回収工事、聚楽(じゅらく)を剥がして新しく下地を作る工事のステップ」について
こんにちは!
熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
金曜日に子どもの入学式にいってきました。
子どもの成長を感じましたね。
学校生活を通してさらにいろんなことを学んでくれることを願います^^
さて、今日は「古民家回収工事、聚楽(じゅらく)を剥がして新しく下地を作る工事のステップ」についてお話しできればと思っております。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
▼目次
・聚楽壁とは?
・作業ステップ
・まとめ
聚楽壁とは?
まず、聚楽(じゅらく)と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
普段生活している中ではなかなか聞かない言葉だと思います。
聚楽とは塗り壁の中でも“土”を仕上げに塗る土壁の一種です。
安土桃山時代に豊臣秀吉が聚楽第を建てた際、その付近で採れる土(聚楽土)を使用して塗り壁を塗ったのが聚楽壁のはじまりと言われています。
そんな日本古来の聚楽壁があった古民家の回収工事を宗像工務店が現在行っているのです!
日本の伝統的な古民家は、その風格や歴史的な価値から多くの人々に魅力的に映ります。
しかし、老朽化や耐震性の低さなどの理由で、古民家のリノベーションや回収工事が行われることもあります。
今回は、古民家回収工事の中でも、古い聚楽を剥がして新しく下地を作る工事について紹介します。
作業ステップ
01.聚楽の剥がし作業
古民家の聚楽(壁の外装材)を剥がす作業が最初に行われます。聚楽は木材を縦に重ねた構造であり、古くなると腐食や劣化が進みます。
このため、新しく下地を作るためには古い聚楽を剥がす必要があります。剥がし作業は丁寧に行い、周囲の壁や柱に損傷を与えないように注意が必要です。
02.下地の調査と修復
古い聚楽を剥がした後には、下地の調査と修復が行われます。下地の状態を確認し、傷んでいる箇所や腐食している部分を修復します。下地がしっかりとした状態でなければ、新しく聚楽を取り付けることができませんので、丁寧な作業が必要です。
新しい下地の作成
下地の修復が終了したら、新しい下地を作成します。下地は耐久性のある素材を使用し、古民家の風格やデザインに合った仕上がりを目指します。下地の作成は、職人の技術や経験が問われる作業であり、丁寧な仕事が求められます。
新しい聚楽の取り付け
新しい下地が完成したら、新しい聚楽を取り付けます。聚楽は伝統的な技法を用いて、丁寧に取りつけていきます。
聚楽の取り付けは、正確な位置決めや補強を行いながら、聚楽の形状やデザインを再現することが重要です。
専門的な技術や知識を持った職人によって、丁寧に取り付けられることが求められます。
まとめ
聚楽壁とは京壁とも呼ばれる土壁の一種で、自然素材特有の機能性と美しさが魅力ですが、施工には左官技術が必要です。
また補修やリノベーションの場合は下地の状態についての確認が必要ですのでお困りごとがある際はお気軽にご相談くださいね。
宗像工務店では、注文住宅はもちろん、大きいリフォーム・リノベーションから
部分リフォームまで行っています。
お困り事があれば、些細なことでも大丈夫ですので、一度ご相談下さい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
些細なご相談でも、お気軽にお問合せ下さい!
宗像工務店へのお問合せはこちら。