いろいろな屋根補修【まとめ】
宗像工務店では古民家リノベーションを得意としていることもあり、今でも瓦屋根の工事をすることが多いです。
一方で、若いご家族が和モダンや洋風の家を要望されることも多くなり、金属屋根の施工実績もたくさんあります。
どんな屋根でも私たち職人がしっかり施工させていただきますので、安心しておまかせくださいね!
さて、2週続けて屋根施工のお話をしましたが、今日は過去の事例をまとめてご紹介します。
ぜひご自宅の屋根も見てみてください!
▼目次
・事例①瓦の隅棟のズレ・崩れの補修
・事例②赤土の劣化
・事例③谷板金の雨漏り補修
・事例④スレートの補修
・宗像工務店の屋根カバー工法
・塗装も大切
事例①瓦の隅棟のズレ・崩れの補修
こちらの工事は、瓦の隅棟(すみむね)の崩れ、ズレの補修です。
瓦屋根の補修で一番多い工事かもしれません。
瓦屋根の修理の例やタイミングについては「瓦屋根の魅力とリフォームのタイミング」(過去記事)も見てみてくださいね!
事例②赤土の劣化
こちらも、よく見られる現象です。
瓦の下の赤土が劣化して、瓦を固定する力がなくなっています。
①②ともに、瓦を一部解体して、巻き直します。
巻き直すとは、簡単に言えば瓦はそのまま再利用して土台だけ作り直す作業ですね。
範囲や状況にもよりますが、だいたい1ヵ所の補修費用は25万円くらいになり、別途足場などもいる場合があります。
現場の下見や価格についてはお問合せください♪
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事例③谷板金の雨漏り補修
こちらは谷板金(たにばんきん)に穴が空いたので、交換と応急処置をした記録です。
屋根の谷部分は雨樋(あまどい)の役割として雨水が流れ込むので最も雨漏りしやすいんです。
少しの劣化も放っておくと屋根の下の野地板まで腐って大変な工事になります。
事例④スレートの補修
スレート屋根の補修です。
屋根材の中でもスレートは比較的劣化や雨漏りが多く、よく修理のお問い合わせいただきます。
傷んでいる箇所として多く見られるのは、以下の箇所です。
・表面に割れやコケがある
・スレートの釘がさびている
・棟板金(むねばんきん)が破損している
・谷樋(たにどい)にヒビなどがある
・コーキングが劣化している
・塗装がはがれている
放っておくと野地板まで雨がしみ込んで腐食し、大がかりな工事になってしまうので、劣化している箇所を早めに補修するか、上からカバー施工するなどをおすすめします。
宗像工務店の屋根カバー工法
こちらは、カラーベストの上にガルバ材を乗せるカバー工法の作業記録です。
1)傷んでいる箇所を点検・補修
2)防水シートを貼る
3)ガルバ材の横葺き
現状ある屋根材の上から行うので、解体・処分などの手間がないぶん費用を抑えることができます。
再塗装
屋根が壊れてから修理するのではなく、定期的に塗装を見直すことも大切です。
紫外線、雨風、黄砂などで日々少しずつ傷んでいる塗料がはがれると防水性が下がるので、屋根に塗料を使っている家はぜひ10~15年に一度は見直してみてくださいね。
以前にこんな記事も公開していますので、よければ読んでみてください↓
「屋根の塗り替えが必要ないと思っている方!屋根の塗り替えは必要です!」(過去記事)
ちなみに、瓦屋根はこの「塗装の見直し」がないので、雨漏りや崩れがない限りリフォームは不要です。
いかがでしょうか。これから建てられる方には屋根材の選び方の参考になればうれしいです。
いまお住まいの方はぜひ一度ご自宅の屋根に目を向けてみてくださいね。
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