家の虫対策、してますか?
こんにちは!
広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
さて、夏は虫が多くて困るという方も多いのではないでしょうか。
特に一戸建ては地面に近いとか窓が多いなどの理由で虫が侵入しやすい状況があります。
生理的に嫌い!というだけでなく、雑菌を運んでくる害虫からは健康被害が考えられますし、衛生面への心配もありますよね。
また、衣類や家の柱を食べてしまうという被害もあります。
そこで今回は、できるだけ虫を寄せ付けない家づくりについてご紹介します。
▼目次
・立地を選ぶ
・侵入口をふさぐ
・照明やゴミなどに一工夫
・植栽を選ぶ
・湿気対策をしっかりする
・まとめ
立地を選ぶ
まず、土地選びの段階からもいくらか対策ができます。
相手は自然界で生きているものなので予想にはなってしまうのですが、山のふもと、川の近く、ため池のすぐ近くではいかにも多そうですよね。
公園や原っぱの近くも、可能性が高くなります。
逆に、自然から離れた雑居ビルや飲食店が並ぶエリア、長年空き家になっているところ、水路の近くなどもいそうです。
これらを避ければ遭遇しない!とは言えませんが、事前にこうした場所との兼ね合いがどうか観察したり考えてみると良さそうです。
侵入口をふさぐ
一戸建て住宅で虫が入って来やすい場所として代表的なのは、以下の4つです。
①窓やベランダまわり
網戸を導入するなら、目の細かいものをおすすめします。
けれど、実は網戸には使い方にポイントが。
「家の中から見て左のガラス」を半開きにしていると、網戸サッシとガラスサッシの隙間から虫が入り込んでしまうんです。
この隙間を埋めるブラシのようなテープを設置しておくと、侵入口を防げます。
②換気扇
換気扇を回しっぱなしなら虫は侵入しづらいですが、止めると隙間から入ってきてしまいます。
これも、換気扇専用のフィルターを使うと防ぐことができます。
③排水溝
下水道をさかのぼって排水溝からひょっこり、という可能性もあります。
排水溝カバーの利用はもちろん、入居時から排水管と床の間の隙間をパテなどでふさいでおくと効果的です。
④室外機のホース
エアコンの結露水を排出するドレンホースが室外機の近くにあると思いますが、ここも虫の侵入経路になります。
これをふさぐためのキャップやネットが売られているので、しっかりふさいでおきましょう。
ネットの場合には劣化する可能性があるので、時々確認が必要です。
また、できればホースの口は地面から離して設置してください。
照明やゴミなどに一工夫
虫は紫外線を発する白熱灯に集まりやすいので、LED電灯にしたほうが良いでしょう。
さまざまな実験でLEDのほうが虫が寄り付かないデータが実証されていますので、外構はもちろん家の中の照明もLEDにして、虫が寄り付かない環境を作るのが良いと思います。
また、ゴミの放置が害虫の発生源になることは想像しやすいですが、段ボールや新聞紙などの紙ごみも虫が好きな環境なので、産卵されてしまうことも。
引っ越し直後やネットショッピングの段ボールなど、すぐに処分する習慣をつけておくことをおすすめします。
植栽を選ぶ
家の庭や門のまわりに植える植栽選びも関係しそうです。
例えば虫よけ剤にも使われるラベンダーやミント、ゼラニウムなどのハーブを植えると、ある種の虫は寄り付かなくなります。
庭木であればコニファーやヤマモモ、オリーブ、キンモクセイなどが虫が付きにくいと言われますね。
植栽を選ぶときには虫が寄り付きにくい種類を植木屋さんや花屋さんに相談されると良いでしょう。
湿気対策をしっかりする
最後にお伝えしたいのが、家の中に湿気をためないことです。
除湿剤や除湿器を設置するのであれば建築後にもできますが、窓計画は建築時に決まるので、これから建てられる方は窓の換気にも留意されることをおすすめします。
部屋全体はもちろん、クローゼットやシューズクロークなども忘れずに対策してくださいね。
また、キッチンやお風呂、洗面所などの水まわりも、こまめに水気をふき取るようにしてください。
まとめ
特に虫が苦手でなくとも、家や健康への被害も考えられます。
一言で虫と言っても、飛ぶ虫、這う虫、いろいろな種類と習性がありますので、なるべく寄せ付けない手段を複数とってみましょう。
新居へ引っ越しの際には、古い家具を殺虫してくれるサービスを提供している業者さんもあるようですし、家の土台に忌避剤をまいてくれる業者さんもあるようです。
できるだけ対策をして、気持ちが良い家づくりができるといいですね!
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