引き戸が人気です
こんにちは！
広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です！
4月もそろそろ終わりが見えてきましたね。
皆さんゴールデンウィークはどこかへお出かけでしょうか、お仕事でしょうか。
天気に恵まれるといいですね！
さて、今日は「引き戸」のお話をします。
家の玄関は開き戸（いわゆるドア）のほうが人気のようですが、
室内の各部屋の出入口や収納の扉には、引き戸を導入される方が多くいらっしゃいます。
お家の雰囲気や使い勝手を変えたい方にも出入口の入れ替えはおすすめですので、
ぜひ引き戸も検討してみてくださいね。
▼目次
・引き戸の良いところ
・引き戸のデメリット
・ふすまやドアからリフォームできる？
・まとめ
引き戸の良いところ
引き戸は、日本の平安時代から城などで使われてきた建具とされています。
前後に開閉する開き戸と違って、左右にスーッとスライドして開閉する形で
襖（ふすま）や障子（しょうじ）として取り入れられてきました。
今はさまざまなデザイン・素材があるので
和室洋室問わずどこにでも似合う引き戸を選ぶことができます。
引き戸の良いところは、
・開けっぱなしにしておけば他の部屋とのつながりが出る
・開閉する際にスペースを取らない
・風圧などで急に閉まることがないので事故が少なく静か
・バリアフリーに長けている
などが挙げられます。
ドアを開けっ放しにしておくのはお子様やペットにとって危険だったりしますし
見た目にもだらしない雰囲気が出がちですが、
引き戸であれば開けたままでも危険が少なく開放感が出ます。
部屋と部屋をつなげたり仕切ったりできるので
隣り合わせの兄弟・姉妹の部屋にも便利ですね。
リビングに隣接した畳スペースなどに設ければ
両親が遊びに来た時などに使える簡単な和室ができます。
見た目、安全性、利便性、どの視点からいってもメリットが大きいと言えそうです。
引き戸のデメリット
引き戸のデメリットを上げるなら、ドアよりもやや隙間が大きい点です。
カチャッとしっかり閉められるドアに比べると気密性や防音性が劣りがちですし、
隙間風の原因になるとも言えます。
また、「片引き戸」「引違い戸」「引き込み戸」どの種類にするか、
そして「レールタイプ」「上吊りタイプ」どの設置タイプにするかによっては
開き戸よりコストが高くなってしまうことがあります。
▲片引き戸
▲引違い戸
▲引き込み戸
片引き戸であれば、戸を引き込むスペースにコンセントやスイッチを設置できない
という問題も出てききますね。
そもそも、戸を引き込むスペースがなければ設置できない場合もあるので
ドアから引き戸へのリフォームをお考えの場合は一度施工会社に下見してもらってくださいね。
ふすまや開き戸からリフォームできる？
【ふすま→引き戸へリフォーム】
和室のふすまを洋風引き戸に変えると部屋の雰囲気が一気に変わるので、
プチリフォームにおすすめです。
枠の大がかりな工事が必要なく敷居の入れ替えだけで設置できる場合が多いため、
費用・日数とも比較的軽く取り付けできると思います。
部屋の出入口だけでなく、押し入れの場合も同様です。
【開き戸→引き戸へリフォーム】
開き戸から引き戸へリフォームする場合は、
現状ある扉とサイズを変えずにリフォームできる「カバー工法」が手軽です。
枠を取り外さずにレールカバーを上からかぶせるので、費用も日数も少なく済みます。
一方で、玄関ドアを開き戸から引き戸にする場合には
防犯面など機能性をしっかりと持たせなくてはならず横にスペースも必要なので
壁の厚さや素材にもより大がかりな工事になります。
開き戸にはない「レール」「戸車」がどうしても必要になってくるので
これも現地を見てもらってパターンを考えてもらうのが良いと思います。
まとめ
意外に考えるのが後回しになりがちな、部屋の出入口。
開き戸にも引き戸にもそれぞれにメリット・デメリットがありますが、
開き戸特有のバタンバタンといった開閉音が気になり
家の出入口すべてを引き戸にされる方もいらっしゃいます。
開け放てば大開口で空間を使えるところも人気の理由でしょう。
また、車いすの利用を目的に引き戸にされる方も多く、
その場合には介護保険住宅改修工事として対象になります。
少ない力で開閉でき、バリアフリーにもなりますので、ご検討ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
些細なご相談でも、お気軽にお問合せ下さい！
宗像工務店へのお問合せはこちら。
