瓦屋根の魅力とリフォームのタイミング

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職人ブログ

2024/07/12

瓦屋根の魅力とリフォームのタイミング

こんにちは!

今年の夏の始まりは雨と酷暑が交互にやってきて大変ですね~。

子どもたちも登下校が大変そうです。

皆さん体調に気を付けてくださいね。


さて、実は最近「瓦(かわら)屋根」の修繕についてお問い合わせが多いんです。

宗像工務店では古民家リノベーションを得意としていることもあって、瓦屋根を扱うことがたくさんあるんですよね。

瓦は長い年月もつ素材ですが、やはり何十年と経つ間にほころびが出てきます。

現場でいつも感じるのは「早めの点検・修繕が吉!」ということ。

今日は瓦屋根のことを中心にお伝えしていきます。


▼目次
・長もち&強い!瓦屋根の魅力
・瓦の種類
・よく聞かれる悩み
・国土交通省のガイドラインにのっとった安全な施工
・宗像工務店ならではの瓦施工

長もち&強い!瓦屋根の魅力

瓦にはいくつか種類がありますが、すべてに共通して言えることは「耐久性が高い!」ということ。

点検は必要ですが、だいたい50年から100年もちます。

基本的にメンテナンスの手間はほとんどなく、もし壊れたところがあっても一部だけを交換すればしのげる場合も多々。

また、金属の屋根と比べて空気の層が多くできるので、断熱性が高くなります。

遮音性や耐火性も高いと言われているので、なにかと機能性に優れていますね。

塗装の必要がないので再塗装のコストもかかりません。

瓦の種類

瓦の素材は主に3つ。

・粘土
・セメント
・コンクリート

どの瓦にも釉薬(ゆうやく)を塗るものと塗らない加工があり、無釉薬のものは「素焼き瓦」と呼ばれたりしています。


焼いたあとにいぶす「いぶし瓦」という種類もありますね。

釉薬はガラスコートのようなものなので、無釉薬の瓦は長年たつとコートがないぶん色あせることもあります。

上記3つの中で最も長持ちするタフな素材は、粘土瓦です。


セメント瓦とコンクリート瓦は吸水性が高いので粘土より弱く、コケもできてきます。
重さもあるため、現在ではあまり使用されなくなりました。

よく聞かれる悩み

瓦屋根のお家にお住まいの方はぜひチェックしてみてください。

✔ 雨漏りしてきた
✔ 崩れているところがある
✔ ずれているところがある
✔ 漆喰が劣化している


これらは、私たちによく寄せられる瓦屋根のお悩みの声です。


【雨漏り】

瓦の下に水がまわっている状態が考えられます。
瓦の下の木材の部分が腐食すると大がかりな取り替え工事になることもあるので、早めに点検と修理をしたほうが良いと思います。


【崩れ】

一番多いのは、この修繕です。

災害や飛来物などで一部が崩れてしまった、その下の赤土が劣化している、というもの。

この部分から雨がしみ込んだり、種が飛んできて植物が生えてしまったり、下の木材が腐ってしまいます。

崩落にもつながりかねないので危険です。


【ずれ】

よく見ると瓦の並び方がずれている、浮いている、ということがあります。
すぐに雨漏りとはならなくても崩落につながりますし、早めに修正すれば費用も最小限で済みます。


【漆喰の劣化】

瓦そのものよりも修繕が多いのが、屋根の頂点と瓦の隙間を埋めている漆喰(しっくい)部分です。
石灰などでできていて接着の役割をしているのですが、20年以上経つとヒビなどの劣化ができてきます。


雨漏りや動物侵入の要因になりますので、初期症状のうちに埋め直しするのがおすすめです。
宗像工務店では、漆喰よりも水に強い南蛮漆喰(シルガード)を使用しています。


国土交通省のガイドラインにのっとった安全な施工


 

地震や台風の被害の映像などで、屋根の瓦が落ちているのを見たことがありますよね。


あれは、従来工法で施工された瓦屋根だからです。

昔は、屋根全体に土を敷き詰めて瓦を乗せ、何枚かおきに釘を打つ程度の施工でした。

それはそれなりにメリットがあったのですが、震災をきっかけに見直されるようになり、現在では国土交通省で出されている瓦屋根施工の安全ガイドラインが義務化されています。

新規で瓦工事を行う場合は、基本は全部釘打ち、またはビス止めが原則!


瓦の種類によって釘かビスかは違いますが、宗像工務店でもそれにのっとって安全な施工をさせていただいております!

宗像工務店ならではの瓦施工

古民家再生を得意としている私たち、瓦の点検をお引き受けすることが多く、状態によってはリフォームをおすすめしています。

先ほどお伝えしたように、瓦本体よりも漆喰部分に早く劣化がきてしまうことが多いです。


瓦屋根のお宅にお住まいの方はぜひご自宅の漆喰部分にも注目してみてください。

宗像工務店では漆喰部分に「南蛮漆喰(シルガード)」を使用しています。

通常の漆喰は消石灰をのりや繊維質を添加したものですが、南蛮漆喰にはそこへさらにシリコンや防水剤を添加しています。

水に強くポロポロ落ちないので長持ちしますし、防水性に優れているんですよ。

これから新築やリフォームで瓦施工をお考えの方にも、この南蛮漆喰を取り入れてもらえたらなと思います。


屋根のお話、まだまだ書ききれないことがたくさんありますので、次回の職人ブログでもまたご紹介しますね!

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