古民家リノベーションする際に気を付けたいこと

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職人ブログ

2022/07/13

古民家リノベーションする際に気を付けたいこと

こんにちは!

熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!

家づくりの計画には事前調査がつきものです。
市役所で法令関係を調べたりするのも事前調査ですが、
現地での測量や、目視で現況を確認する『現地調査』も、事前調査のひとつです。

現地調査が実はとても大変です。

新築の場合の現地調査は、敷地や前面道路、隣家との関係性などについて調査しますが、
リフォーム・リノベーションの場合は、これらに加えて既存建物の調査を行う必要があります。

古民家の場合、単純な木造住宅と違って様々な点でより詳しい調査を行う必要があります。
柱や梁の大きさ、各部屋ごとの段差や天井の高さ、窓や開口部のサイズや位置、
そして建物の傾きなど、現状がどのような作りになっているのかを詳しく調べていきます。

築後年数が経過した家の場合は、劣化しているかどうかもきちんと見ておかなければいけません。
屋根に問題が起こっていないか、床下に異常がないか、天井裏や2階の物置に問題がないか、
普段の生活ではあまり目にすることのない部分まで、専門の方がきちんと見てチェックしておくことが大切になります。

打ち合わせをおこない計画を立てることが重要になってきます。

実際に、現地調査に行くと瓦が崩れ落ちそうな古民家を見ることがあります。
屋根はお家を守ってくれる大切な所です。屋根を修理するだけでも高い修理費が発生してしまいます。

さらに、雨漏りや水漏れ、シロアリ被害といった不具合がないかどうかも確認していきます。

この事前調査が不十分なままプランニングを進めてしまうと、解体を始めてから構造上・性能上の問題が見つかる場合があります。
その結果、最初の見積には含まれていない補修工事や性能を高めるための工事が追加で発生してしまい、最初の見積よりも大幅にコストアップすることに繋がってしまいます。
そのため、宗像工務店では事前調査をきちんと行い、お客様とどこまで修理をしていくのか打ち合わせを行い見積を出していきます。

古民家は現行の建築基準に適合していない可能性があるので注意しましょう!

古民家の周辺状況や法律、例えばその地域の条例などが影響しないかどうかも調べておく必要があります。
古民家は通常、建築基準法ができるよりもずっと前から建っていることが多いため、過去の増築などで現状、法的に問題が生じているケースもあるからです。

宗像工務店では事前にきちんと確認を行い、法的に問題にならない範囲で対策は施せるのかや、建築基準法に基づくリノベーションを行っていきます。

解体しなければ中身のわからないリノベーションは、新築工事に比べてイレギュラーが起こりがちです。
だからこそ、事前調査をしっかりと行い、既存建物の問題点や使用できる木材はどのくらいあるのかをできる限り細かく把握しておかなくてはなりません。
そうすることで、設計変更や追加工事による予算オーバーを最小限にとどめ、スムーズに工事を進めることができるのです。
 

宗像工務店ではこの事前調査をしっかり行い、計画を立てていくので時間がかかりますが、
工事後の生活をきちんと考え、デザイン面だけではなく、性能面もこだわりじっくり打ち合わせをおこない提案させていただきます。

事前準備をしっかりとしておくことが、古民家リノベーションを成功させるコツです。
 

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