クロス選びを楽しみましょう
広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
お盆休みが終わりましたね~。
家づくりを考えていらっしゃる方は、ご家族で検討される時間もできたのではないでしょうか。
宗像工務店にもいつもより多くの問い合わせをいただき、このホームページもたくさんの方がのぞいてくれました。
そんな家づくり検討中の方やリフォームをお考えの方に、今日はクロスの選び方についてお話したいと思います。
天井や壁は家の中で一番面積が広い部分になりますから、がらっと違いが出たりするんですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
▼目次
・クロスを「機能」で選ぶ
・クロスを「色」で選ぶ
・アクセントクロスで遊び心を取り入れよう
・いろいろな柄や質感
・まとめ
クロスを「機能」で選ぶ
クロスは色や柄だけに注目して選ばれる方が多いかもしれませんが、実はいろいろな機能を持ったものがあるんです。
◇抗アレル・抗ウイルス効果
表面に特別な加工を施すことで花粉やダニを低減させたりウイルスを破壊してくれるクロス
◇傷対応
ペットのひっかき傷や、物をぶつけたなどの衝撃に強いクロス
◇汚れ防止
手アカや油汚れ、落書きなどがついても拭き取りやすく、中性洗剤なども使えるクロス
◇消臭効果
表面に消臭剤を塗布し、ゴミ、トイレ、ペットなどの臭いを吸着して消臭するクロス
◇室内を明るくする効果
光を反射し室内が明るくなるため、省エネになるクロス
◇調湿効果
湿気を吸収して結露やカビを防いでくれたり、乾燥時には水分を放出してくれるクロス
その部屋ごとの使い方によって、選ぶことができそうですね。
クロスを「色」で選ぶ
色には心理的な効果をもたらすことは、よく知られていますよね。
一般的に言われている色の持つ効果を紹介します。
●白系
明るく清潔なイメージがある白。健やかな気分を保ったり、呼吸を楽にしてくれるという説もあります。また、空間を広く見せたいときに白系が使われることも多いですね。ただ、あまりに輝くような白でまとめすぎると「汚してはいけない」という気持ちが働いて緊張が増えるとも言われています。最近の病院でパステル系が使われていることが多いのも、このためだと思います。
●茶系
茶系のクロスは、濃いブラウンから薄いオレンジに近い色まで幅広くあります。濃ければ重厚感を演出できますし、安定や落ち着きといった心理につながるようです。薄い茶はナチュラルなぬくもりを醸し出してくれます。
●グレー系
モノトーンを基調にした空間はシャープで上品にまとまります。色として控え目なのでインテリアを引き立ててくれますし、おしゃれな雰囲気を演出しやすいでしょう。人の気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるそうです。
●黒系
濃い茶色や濃いネイビーなど、黒に近づくほど高級感や重厚感が出ます。暗いイメージや感情を出しにくくなるという心理効果もあるそうですが、空間を引き締めてくれる作用もあるようです。アクセントクロスとして一部に使うのもおすすめです。
●赤系
赤は、濃淡によってプラスにもマイナスにもエネルギーを発すると言われています。暖色なので体感温度を上げてくれる効果や活気を感じさせてくれる検証結果もあるそうですが、一方で落ち着きや集中力に欠けるイメージを受けることもあるようです。黒系と同じく、一部に使うと良いかもしれません。
●青・緑系
青や緑などの寒色は、さわやかな印象と落ち着いた心、そして集中力を与えてくれる作用があるそうです。また、食欲を抑えるというデータも。涼しさを感じさせる効果もあると言われています。
いかがでしょうか。
好みもあることなので与える印象は一概に言えませんが、迷った時にはこんな心理効果も参考にしてみてくださいね。
アクセントクロスで遊び心を取り入れよう
部屋の壁の一面だけに違った色や柄のクロスを取り入れる手法「アクセントクロス」が人気です。
メインの色柄と逆の風合いを使って、飽きたら手軽に貼り替えたりできるので、思い切った色柄も選びやすいですね。
逆に言うと、メインカラーと似たものや無難すぎるものを選ぶとアクセントになりません。
「派手すぎるのでは」「なかなか思い切れない」と感じることもあるかもしれませんが、サンプルの小さなサイズで見るより壁に貼ってみると意外と薄く見えます。
少し派手とか濃いと感じても実際に見える印象は変わるので、ぜひ思い切って楽しんでください。
トイレや洗面所、クローゼットの中など、狭いスペースで遊び心を出すのもおすすめです。
いろいろな質感や柄
質感とはテクスチャーとも言われるもので、さわった時の感触や凸凹のことです。
代表的なのはコンクリートや漆喰をイメージして作られた「石目調」、タテ糸とヨコ糸をざっくり織ったような「織物調」があります。
例えばグレーなどのクールな色合いを選んで石目調のクロスにすれば、オフィスのような空間や海外風の演出に役立ってくれます。
逆に織物調でアイボリーな色合いを選べばナチュラルにもモダンにもなります。
柄については、実はたびたびお客様から後悔や失敗を聞くところでもあります。
小さなサイズのサンプルで花柄やアニマル柄などを選んだものの、部屋全体に貼るとすごく印象が強すぎてしまった、といったことがあるようです。
事前にInstagramなどで似た柄のクロスを取り入れているお家の画像などを探して、イメージしてみると良いかもしれません。
まとめ
クロスは部屋の印象を大きく左右するものですが、壁紙だけを見るのではなく家具との相性や部屋の全体感をしっかり見て選ぶのがポイントです。
リノベーションで手軽に雰囲気を変えることもできるのが良いところなので、ぜひ部屋ごとに気に入ったクロスを選んで空間作りを楽しんでくださいね。
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