増えています、実家リノベーション
広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
相変わらずバタバタと現場をかけもちしています。
今日も、このホームページからお問い合わせいただいて下見してきました。
そんな中、時々ご相談いただくのが実家のリノベーションについて。
思い出がつまった大切な家なら、なるべく面影を残して受け継ぎたいですよね。
そんなお気持ち、よくわかります。
今回は、実家リノベについて少しお話してみます!
▼目次
・実家をリノベする方が増えています
・リノベのポイント
・実家にプラス!安心の[耐震]
・実家にプラス!快適な[断熱]
・実家にプラス!最新の[設備]
・これからの暮らしに合った間取り
・まとめ
実家をリノベする方が増えています
実家をリノベーションしたいという方のきっかけは、さまざまです。
「空き家になった実家を活用したい」
「高齢になった親と同居したい」
「実家を相続したので自分たちの仕様にしたい」
といった声が多いようです。
最近は“新築を建てて一人前”という価値観も変わってきて、住まいに無理をかけず自分のスキルや趣味、旅行などにお金を使う生き方を選ぶ人が増えていることもあると思います。
生まれ育ったエリアで思い出いっぱいの家を受け継ぐのは、地域のためにも環境のためにも良いですよね。
とはいえ、古い家をそのまま住み継ぐのは使い勝手や性能に不安があると思います。
そんなときこそ、実家リノベはとても良い選択肢になります。
リノベのポイント
実家リノベで大事なのは、「残すところ」と「変えるところ」のバランスです。
たとえば、思い出の詰まった梁や建具は活かして、古くなった水回りや構造はしっかりアップデート。
また、屋根裏や床下など「見えない部分」もこの機会にチェックして、必要に応じて補修や更新をしておくのがおすすめです。
基本の間取りをどうするか、それによって減築や増築が必要かどうか、“これから何十年も快適に暮らせる家”を目指して計画を立てましょう。
実家にプラス!安心の【耐震】
古い家は、今の耐震基準に合っていないことがほとんどです。
特に昭和56年(1981年)以前の建物は、基礎や壁の強さが不足していることも…。
「見た目は大丈夫そう」と思っても、継承を機にぜひ耐震の診断も受けてください。
耐震施工には、次のようなものがあります。
・筋交いや耐震パネルの追加
・壁の量の見直し
・接合部の金物補強
・基礎の補修や補強
こうした施工をプラスして安心を加えることが、将来への備えになります。
実家にプラス!快適な【断熱】
昔の家あるあるなのが、「冬は寒い」「夏は暑い」。
断熱材がほぼ入っていなかったり、隙間風が多かったりするので、この部分もぜひ改善してください。
・壁・床・天井に断熱材(グラスウールやウレタンなど)を追加する
・高性能な窓サッシや二重窓の導入をする(参考:控え目に言っておすすめです!窓断熱リノベ)
・目地のシーリングで気密性をアップさせる
などを施すことで、家全体の温度環境がぐっと改善されます。
冷暖房効率も上がって、光熱費の節約にもなりますよ。
実家にプラス!最新の【設備】
トイレ・お風呂・洗面台・キッチンなどの水回りは、毎日使う場所だからこそ不便さが気になりやすい部分です。そのぶん、リノベの効果を一番実感できるところになるかもしれません。
最近では、
・省エネで掃除しやすい設備
・高齢者にも安心なバリアフリー設計
・デザイン性が高く機能的な機種
などが標準装備になってきています。
水回りの入れ替えと合わせて、給湯器や水道管の交換、電気配線の更新も行い、使いやすさと安心が備わった快適な水回りにしましょう。
暮らしに合った間取り
もし両親と住む家にするなら、間取りの大がかりな見直しも必要かもしれません。
たとえば
・1階を親世帯、2階を子世帯にする
・和室を減らしてリビングを広くする
・親の寝室とトイレを近くするなど、動線の見直し
・それぞれの世帯のプライバシーを守る工夫
などが考えられます。
完全分離にするのか部分共有にするのか、暮らし方に合わせて検討してください。
間取りの変更は、壁やドアの新設に伴って費用も上がってきますので、ご予算とあわせて計画されてくださいね。
まとめ
実家のリノベーションは、ただ「新しくする」だけではなく、これまでを大切にしながら家族のこれからを作っていく作業です。
耐震・断熱・設備、それぞれをバランス良く見直して、安心とともに思い出をつないでいきましょう。
もし「そろそろ実家、どうしようかな…」とお悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
工期、仮住まい、相続、不用品の片づけなど、一緒に流れを確認しながら進めていきましょう!
----------------------------
些細なご相談でも、お気軽にお問合せ下さい!
宗像工務店へのお問合せはこちら。