10年目、20年目、30年目にしたい家のメンテナンス
広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
4月から進学・進級・異動などされた皆さん、新生活はどうですか?
我が家も子どもの卒業・入学があって、親として感慨深い春です。
仕事でも新たな現場が始まり、今年度もしっかりやっていくぞー!という気持ちです。
さて!今回は家のメンテナンスとその時期についてまとめてみます。
戸建てをお持ちの方、これから建てる予定の方、築年数ごとにチェックしてみてください。
大きな修繕費や長期工事を避けるためには、早めの対策がポイントですよ!
▼目次
・一般的に言われる家の寿命
・家を長持ちさせるには
・築年数ごとのメンテナンス例
・まとめ
一般的に言われる家の寿命
湿気が多い日本の環境では、一般的に木造戸建て住宅は25~30年くらいが寿命と言われます。
そのくらいから、いろいろな設備に故障が見られたり、壁・床・屋根などにも劣化が目立ってきます。
そこで皆さん思われるのは、神社やお城や仏閣などは百年くらい立派に建ってるじゃないか、ということだと思います。
ずばりそれば、丁寧にメンテナンスされているから。
基礎や工法がきちんとした建物を手入れしながら使っていけば、一般の住宅でも長持ちします。
家を長持ちさせるには
大切なマイホームを長持ちさせるには、点検とメンテナンスは欠かせません。
特に、土台や柱、屋根などは腐敗が進むと大掛かりな修繕になるので、定期的な点検が重要になります。
多くの場合、メンテナンスは外装→内装の順に必要となってくるので、まず外周りに目を向けて見ていただくと良いかもしれません。
築年数ごとにメンテナンスのチェックポイントを挙げてみます。
●築1~10年目くらい
まだ新しいので大きな問題はない時期ですが、家の換気や湿気管理がうまくいっていない場合はこの時季から手を入れたほうが良い箇所もあるかもしれません。
防水やシロアリ対策の塗料の効果が薄れてくる頃でもあります。
□外壁や屋根のひび割れ、塗装の剥がれがないか
□窓やドアの密閉性は大丈夫か
□窓のサッシや戸のレールなどに不具合がないか
□配管や排水まわりに不具合がないか
□空調設備のフィルターは機能しているか
□家の隅や水まわりに湿気によるカビや腐敗がないか
●築11~20年目くらい
場所によっては修繕が必要になってくる時期です。
特に外壁やバルコニーは紫外線と湿気によって傷んでいることがあるので注意深く見てください。
□壁や屋根にヒビや穴などの劣化がないか
□配管や電気系統に老朽化の兆候がないか
□シロアリや害虫にやられている形跡はないか
□家の隅や水まわりに湿気によるカビや腐敗がないか
●築21~30年目くらい
建物の一部に大規模修繕が出てくるほかに、窓の入れ替えが必要になったり、空調設備や給湯器などにも故障が増える時期です。
ある日突然使えなくなるようなことがないよう、トラブル回避をしておくのがおすすめです。
□壁や屋根に大きな問題が潜んでいないか
□窓やドアの密閉性に問題がないか
□排水管や配管に漏れやズレなどがないか
□配線の老朽化はないか
□水回り(キッチン・浴室・トイレ)の設備に更新の必要性はないか
□家の隅や水まわりに湿気によるカビや腐敗がないか
●築31年目以降
建物全体の老朽化が進むため、全面的なリフォームが検討される時期です。
基礎や柱などの構造部分、断熱や耐震についても最新のものを検討されても良いかもしれません。
まとめ
どの時期も、湿気による腐敗や歪みは常に注意が必要なチェック項目です。
また、シロアリ対策は5年ほどで効力が下がってくる場合が多いので、5年をめどに対策を重ねることも考えておくと良いですね。
大きな修繕費用を避けるため、定期的に点検することは長期的なメリットになります。
トイレやお風呂をまるごと最新のものに入れ替えるリフォームも人気です。
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建物の状態が健康かどうかは、中古として売却する際にも資産性が変わりますので、ぜひ早めにチェックしてくださいね。
見えない場所や高い場所は確認が難しかったり危険だったりするので、プロにお任せください!
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