システムキッチンとは?
こんにちは!
熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
古民家リノベーションの現場でキッチンを工事したので今日は「システムキッチン」についてお伝えできればと思います。
システムキッチンは、今は主流のキッチンです。流し台やコンロが一枚の天板でつながっ
ていて、ビルトインコンロなどが組み込まれているタイプですね。
キッチン選びに役立つのは、システムキッチンの特徴やどんな素材があるのかを知ってお
くことです。
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▼目次
システムキッチンとは?
システムキッチン選びに迷ったら、この3つを決めることから!
・レイアウト
・天板の素材
・キッチンの高さ
1.レイアウト:主な種類は4つ、人気はペニンシュラ型
2.天板の素材:一番人気は人造大理石
3.キッチンの高さ:身長から計算して選ぶ
まとめ
システムキッチンとは?
システムキッチンとは、流し台、コンロ、調理台、収納などを組み合わせ、一枚の天板
(ワークトップ)でつながっているキッチン設備のことを言います。
システムキッチンが登場する前はセクショナルキッチンと呼ばれているものがありました。
流し台やコンロ台、作業台を並べて施工したもので、システムキッチンと違って、天板には継ぎ目や段差ができてしまいます。
コンロや食洗機は、置き型のものしか使えません。
システムキッチンが選ばれるのは、「デザイン性」「お手入れ」「ビルトイン設備」の3つの魅力があるからです。
インテリアに合うデザイン性が豊富
最近では、キッチンとダイニング、リビングが一体となった間取りが一般的です。そのため、キッチンにもインテリアに合わせやすい「デザイン性」が求められます。
そんな希望に応えられるのが、システムキッチン。
サイズやレイアウト、色や素材など、たくさんのバリエーションから選べるのが魅力です。
お手入れが楽
天板に継ぎ目や段差がないシステムキッチンは、汚れにくく、さっと拭くだけできれいに なります。 お手入れしやすく、長くきれいに保てるのが魅力です。
ビルトインタイプの設備が使える
ビルトインタイプのコンロや食洗機が使えるのが、システムキッチンの特徴です。
初めから組み込まれていることで無駄なスペースができず、すっきりとまとまります。
調理や片付けの動線もスムーズになるのも選ばれているポイントの1つですね。
システムキッチン選びに迷ったら、この3つを決めることから!
種類も沢山あり、悩みがちなシステムキッチン選び。
ポイントは大きな枠組みから決めていくことです。
迷った際は、次の3つから選んでいくことです。
1.レイアウト
2.天板の素材
3.キッチンの高さ
もちろん、食洗機やコンロの種類、キッチンのサイズなど他にも気になることはありますよね。でも、大枠が決まっているとその後の選択肢も整理され、検討しやすくなります。
それぞれの特徴や、選ぶポイントをご紹介します!
1.レイアウト:主な種類は4つ、人気はペニンシュラ型
システムキッチンの一番の違いは、キッチンの向きや置き方。配置するパターンによって、大きく4つの種類があります。
l 型
シンク、コンロ、作業台が一直線に並んだレイアウトです。壁につけてレイアウトするため、壁付けキッチンとも呼びます。
最も基本的なレイアウトで、作業動線がまっすぐ横並びとなるため、狭いスペースでも設置できます。
壁付けの I 型は、後ろにカップボードなど収納スペースを取りにくいのが難点。パントリーや作業台も合わせて検討し、収納量を確保しましょう。
L 型
シンクとコンロを、90 度の位置にレイアウトしたキッチンです。L 型は、シンクで材料を洗って切り、体の向きを変えるとコンロに立てるという動線。作業動線が短くなるのがメリットです。
ペニンシュラ型
ペニンシュラとは、半島のこと。I 型キッチンの片方が、壁に接しているタイプです。対面キッチンとも呼ばれ、調理しながらダイニングにいる家族とも会話できるのが魅力。配膳もしやすいですね。
キッチンの後ろ側には、収納や作業スペースを兼ねたカップボードが置かれることが一般的。収納量も多くなります。
アイランド型
I 型キッチンがどの壁にも接しておらず、独立した島(アイランド)になっているタイプ。回遊性が高く、複数人でも調理しやすい点がメリットです。
左右どちらにも通路を取るため、採用するなら広さに余裕がほしいですね。また、4方向すべてに仕上げ材がいるため、価格は高くなりがちです。
4種類の中で、採用されることが多いのは「ペニンシュラ型」です。対面キッチンでダイニング、リビングとの一体感があることや、配膳、片付けもしやすいことが人気の理由。
でも、どんなキッチンが自分に合うのかは、人それぞれです。間取りとの相性もあるので、設計者と相談しながら選んでいきましょう。
2.天板(ワークトップ)の素材
次は、天板の部分を選んでいきましょう。
ワークトップとも呼ばれる天板は、キッチンの作業台にあたる一枚板のこと。
天板は面積が広いので、見た目の印象を大きく左右します。
また、使い勝手や耐久性なども素材によって変わります。
そのため、ワークトップの種類を決めておくと、メーカー選びにも役立ちます!
主に使われるのは、「ステンレス」「人工大理石」の2つ。
ステンレス
ステンレスは、昔からワークトップの素材として使われています。
熱にも水にも強く、耐久性が高い上に加工もしやすいのがメリットです。
人工大理石
人工大理石は、樹脂を加工して大理石に似せて作った素材です。
魅力は、豊富なカラーバリエーション!
比較的熱に強く、傷や汚れにも強い加工性のよい素材です。少しだけなら熱いお鍋を直接置いても大丈夫です。また、さびる心配がなく、お手入れしやすいのも選ばれるポイントの1つです。
グレードの高い「天然石」やデザイン性のある「メラミン」が使われる場合もあります。
天然石
本物の素材感や重厚感は、他の素材にない魅力。
ただ、かなり重いんため、加工や施工に手間がかかってしまい非常に高価です。
天然石の代わりとして、石をほんの少しの樹脂で固めた人造石も登場しています。
石を希望する方は、こちらを採用することが多いです。
メラミン
メラミンは、ベースとなる合板にメラミン化粧板をはったものです。水にも傷にも強く、汚れにくい素材。
さらに、何と言っても色や柄が豊富です。シートに印刷しているので、木目や大理石模様も表現できます。
3.キッチンの高さ
使い勝手に影響するのが、キッチンの高さです。
一般的にシステムキッチンの天板の高さは、85cm が標準。
ですが身長によって使いやすい高さに違いがあります。
作業しやすい高さは、「身長÷2+5cm」です。
そのため、80cm・85 cm・90cm、とバリエーションを設けているメーカーもあります。
自分の慎重に合わせた、使いやすい高さのものを選ぶようにしましょう。
まとめ
決める項目が多いので、迷ってしまいがちなキッチンですが、レイアウト、天板、高さ、と順に検討していくと、決めやすくなります。
人気のものや主流のものでなくても、自分に合っているのが一番!ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
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