こんにちは！

熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です！

一段と冷え込むようになりましたね。
すっかり秋も深まり、上着が手放せません。
ですが、外で作業するにはちょうど良い時期になりました。

さて、今日は減築リフォームについてお伝えしたいと思います。
減築リフォームを行う理由としては「2階建ての家を平屋にしたい」「建物の一部を減らして、庭やカーポートを作りたい」など様々な理由があります。

最近減築リフォームを行いたいけど、“分からないことが多くて不安。”という声もよく聞くので、
減築リフォームを行う際のメリットデメリットや、実際の工事現場のお写真と共に詳しくお伝えしていきます。

目次
▽減築とは
▽減築リフォームのメリット
▽減築リフォームのデメリット
▽実際の工事の様子をご紹介

減築とは

「減築」とは、建物のリフォーム・改築の際に、「床面積を減らすこと」を指し、一般的に「増築」の対義語として使われている言葉です。
2階建て以上の住宅で階数を減らす、２階建てを平屋にする、使用しなくなった部屋を丸ごと撤去する、といった工事のことです。
高齢の方が暮らすお住まいや、お子様が自立して子ども部屋が不要になったご家庭などで、減築リフォームを実施する方が近年増えています。

減築リフォームのメリット

「バリアフリー対策に」

特に高齢になってきた方がいらっしゃるご家庭では、階段の上り下りが負担となり、段差でつまずく・転倒する、といった危険が発生しやすいことから、「バリアフリー」のために減築をしたいと考える方もいらっしゃいます。

使わない部屋を思い切って減築することにより、掃除や換気といった今後の手入れも楽になります。
減築する箇所によっては、生活動線にも無駄がなくなるでしょう。

「耐震性アップ」

建物を減築する場合することで耐震性能が高くなる可能性があります。

2階以上の建物は、上のフロアの重さを支えている1階部分に、日々負担がかかっています。
減築で住宅全体を軽くすることで、建物の劣化を防ぎやすくなり、また地震の際、揺れの影響も小さくしてくれます。

「光熱費削減対策にもつながる」

家の中が広いと、エアコンの効率が悪くなり、電気代が高くなってしまいがちです。
使わない部屋の間仕切り戸を閉めることである程度は防げますが、やはりドアの隙間からも冷気や暖気は出入りしてしまうものです。

不要なスペースを撤去することで、冷暖房の効きが良くなれば、光熱費削減に繋がるでしょう。
 

「今後のメンテナンス費用も軽減」

住まいを長持ちさせるためには、外壁の塗装や張り替え、屋根の塗装や葺き替え、壁紙・床の張り替えと言ったメンテナンスが欠かせません。
減築リフォームによって、リフォームすべき面積を縮小させることで、今後メンテナンス費用を抑えることができます。

減築リフォームのデメリット

「工事費用がかかりやすい」

減築箇所の解体時には、外壁・屋根・柱などにも手を加えるため、予想していたよりも工事費が高額になりやすいケースが多いです。
また築年数が経った木造住宅では、解体した時にシロアリ被害が発覚し、思いのほか修繕費がかかることもあります。

現場を確認してみないとコストがどの程度かかるか分からないものなので、事前調査がとても大切になります。

「床面積が変わるため登記申請が必要」

減築工事の規模にかかわらず、床面積が変わる場合は登記申請しなくてはいけません。
変更のあった時から1ヶ月以内に申請する必要があり、手続きの際には費用がかかります。

「工事規模によっては、仮住まいの手間と費用もかかる」

工事の内容によりますが、住みながらリフォームできる場合もあれば、一時的な仮住まいが必要になる場合もあります。

仮住まいが必要となる減築工事の場合、リフォーム前、および完工後に、移動費用がかかります。
ホテルやウィークリーマンションの宿泊費についても考慮しておく必要が出てきます。

実際の工事の様子をご紹介

プレハブを作りたいということで減築依頼がきました♪
母屋直して、屋根の補修、壁の補修をしていきます。

鉄骨の建物屋上(パラペット部分)からの雨漏りもとてもひどかったです。
鉄骨の建物と和風造りの建物がくっついていたのを、部屋の仕切り部分まで解体をして屋根等、瓦が収まるように屋根を加工、外壁もトタン工事を行った現場になります。

＜工事前＞

＜工事後＞

宗像工務店では、注文住宅はもちろん、大きいリフォーム・リノベーションから
部分リフォームまで行っています。
お困り事があれば、些細なことでも大丈夫ですので、一度ご相談下さい！

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