地鎮祭とは、いったい何をするの?初穂料などの目安も。
こんにちは。
熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
今回は、家づくりの中で1回は耳にしたことがある「地鎮祭」についてお話したいと思います。
参考になると思いますので、ぜひご覧ください!
▼目次
・地鎮祭とは?
・地鎮祭までのスケジュール
・守り神について
・宗像工務店での地鎮祭の様子
・まとめ
地鎮祭とは?
家を建てる土地の神様に、土地の利用を許可してもらうよう祝い鎮める儀式のことをいいます。また、その土地上に建てる建物の工事の安全と家の繁栄を祈願する儀式でもあります。
「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。
工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞(のりと)をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ、工事の無事をお祈りする儀式です。
地鎮祭までのスケジュール。
地鎮祭までの大まかなスケジュールは下記になります。
日取りを決める
依頼先を決める
地鎮祭で使用するものを確認・準備する。
地鎮祭当日
ご近所への挨拶回り
これが大まかな全体の流れになります。
地鎮祭はどこでお願いするのか。
地鎮祭はその土地の氏神(うじがみ)様を祀っている神社が執り行うのが一般的です。
氏神
一族の守り神、守護神のことを氏神と言います。
産土神
産まれた土地を守る神様を「産土神(うぶすながみ)」と呼びます。
鎮守神
寺院、村、国、城など、一定の地域や建物を守護するために祀られた神様。
しかし、近年では氏神、産土神(うぶすながみ)、鎮守神(うぶすながみ)が同一視されるようになってきており、最も近い場所にある神社に依頼することが多くなってきています。
氏神様は地域によって異なるため、自分が住む土地の氏神様がわからない場合は、建築予定地の都道府県の神社庁に電話をすれば教えてもらうことができます!
地鎮祭では何をするのか
1、手水の儀
水で口をすすぐ。
2、開式の辞
神主が祭典を始める旨を告げる。
3、修祓(しゅばつ)
神主が神籬(ひもろぎ)、神饌(しんせん)、祭具(さいぐ)、玉串(たまぐし)、及び参列者の方などを祓い清める。
4、後神
神を神饌(しんせん)にお招きする。
5、献饌(けんせん)
神に神饌品(御供物)を供える。
6、祝詞奏上(のりとそうじょう)
何事もなく無事に工事が終わるようにと、神主が神前に祝詞(のりと)を奏上する。
7、四方祓(しほうばらえ)
建設現場を祓い清め、工事の無事を祈願するとともに、これから始まる建築工事の関係者に禍を及ぼさないようにする。
8、地鎮の儀
施主及び施工者が初めてその土地に手をつけるという意味で、一般には施主が刈初を(かりそめ)行ない、施工者が穿初(うがちぞめ)を行う。
9、玉串奉奠
玉串を施主、設計者、施工者の順に神壇に捧げる。
10、撤饌(てっせん)
神前に供えたお供え物を下げる。
11、昇神
お招きした神様にお帰り頂く。
12、神職退下
神主が退出し、祭儀が終了する。
13、直会
乾杯をして、神の御供物のお下がりをもらう。
14、祝宴
挨拶と祝辞のあとに祝宴が始まる。頃合いを見て中締め、手締めをした後に司会者の挨拶によりすべて完了となります。
地鎮祭は必ずやらなければいけないものではないようですが、工事の安全と家の繁栄を祈願するもので、工事関係者と顔を合わす機会でもあります。
工事を進めるにあたり、良好な関係を築くうえでも地鎮祭を行うのもいいと思います。
初穂料(はつほりょう)とは?金額はどれぐらい?
地鎮祭の準備で忘れてはならないのが、初穂料と呼ばれる神職への謝礼金の準備です。
初穂料の相場は2万円〜5万円程度であり、依頼をする神社によって異なりますので、確認が必要です。
初穂料は、紅白の蝶結びのついた「のし袋」に入れて用意しておきます。
「初穂料」と呼ばれるのは、その昔初穂(その年に採れた稲穂)をお供えしたことが由来となっています。
宗像工務店での地鎮祭の様子
▼お客様の土地の工事の安全と家の繁栄をしっかりと祈願させていただいている様子
▼地鎮の儀の様子
▼地鎮祭の後神主さんからいただいた鎮めもの(地域によって異なる)
家の中心にあたるところに埋めてお守りのような感じになります。
まとめ
地鎮祭は、地域や風習によって異なりますが、一般的には、このような形で行われます。
必ずしなければいけない儀式ではありませんが、しっかりと行い安心し建築そして暮らしていけるといいですね。
地鎮祭の後にいただく、鎮め物ですが、こちら中身を空けることなく埋めてしまうので、今回見られた方はラッキーですね!(笑)
宗像工務店はどんなに小さな疑問も、お気軽に相談していただけるような関係づくりも行っておりますので、是非お気軽にご相談ください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宗像工務店へのお問合せはこちら。
⇒https://www.munakata-koumuten.co.jp/form