便利な屋根の豆知識
こんにちは!
熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
先週のブログに続き、今回も「屋根」をテーマにお伝えできればと思っております。
普段何気なく見ているお家の屋根は色や形、材質など様々ありますよね。
『日本っぽい和風な家にしたい!』『海外のような家に憧れる!』『シンプルな感じがいい』などそれぞれのお家の理想とするイメージに合わせて屋根を選ぶ方は多いのではないでしょうか?
イメージに合わせて選ぶことも大事ですが、屋根のデザインや形、勾配などによって役割があるのです。
今回は屋根に関するちょっとした豆知識をご紹介していきますね♪
ぜひ参考にしてみてください!
目次
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・屋根の勾配とデザイン
・素材によって勾配が決められている
・外壁の寿命は軒天の広さで変わる?
・雨どいは屋根の形状によって変えた方がいい
・まとめ
屋根の勾配とデザイン
屋根の勾配がきつい
勾配がきついと水切れが良くなり雨漏りのリスクが軽減されます。
ですがあまりに勾配がきついとメンテナンス時に足場を別途必要になったり、北側の日当たりが悪くなったりとデメリットも存在します。
屋根の勾配が緩やか
逆に勾配が緩やかだと雨水などが流れにくくなってしまうので、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
その反面、台風など風の影響を受けにくく、塗り替えやメンテナンス時に足場を付ける必要がなくなります。
雨水が流れにくいとお伝えしましたが、屋根材を金属系の屋根にすることで水はけが良くなり、雨漏りのリスクを軽減できます。
素材によって勾配が決められている
屋根材によって勾配の傾斜は細かく決められていることをご存知でしたか?
知らない方がほとんどだと思います。
では、一度想像してみましょう!
勾配がきつい屋根に瓦を使うと重さで外れて落ちてきそうですよね?
という具合にどのくらい勾配をつけられるのか細かく定められているのです。
ゆるやかな勾配の時も水切れの観点から使える屋根材が限られてきてしまいます。
防水性が高い金属屋根が使われていることが多いかもしれませんね。
軽くて加工しやすいという点からどんな屋根にも合う万能な屋根材と言えるでしょう!
ですが宗像工務店では古民家リノベーションを得意としていることもあり、今でも瓦屋根の工事をすることがとても多いです。
金属屋根でも瓦屋根でもお困りごとがありましたらいつでもご相談ください♪
外壁の寿命は軒天の広さで変わる?
ほとんどのお家では外壁から張り出している屋根の部分があると思います。
この部分は”軒天”と呼ばれています。
この張り出している部分も屋根の形状や素材によってある程度決まっていますが、広い方が外壁の寿命を長くできると言われています。
軒天が広い場合は、日陰ができる範囲が多いため直射日光によるダメージを抑えることができます。
反対に軒天が狭い場合は、紫外線や雨が直接当たることが多くなるので劣化スピードが高まります。
雨どいは屋根の形状によって変えた方がいい
屋根の形状によって雨水が流れる方向と量はイメージすると何となくわかるかと思います。
寄棟:屋根が4面あるため4方向に流れる。1方向に流れる雨水は少なくなる。
切り妻:屋根が2面のため2方向に流れる。1方向に流れる雨水の量は多くなる。
切り妻屋根の方が排水性の高い雨どいが必要ということになりますね。
まとめ
今回は屋根の豆知識についてお話してきました。
これらの豆知識を少しでも知っておくと屋根のリフォームの時に、打合せがスムーズにいったり、屋根の不具合の原因がわかったりといろいろ役立ちますね!
屋根は雨風や紫外線から家を守ってくれる大切な部分です。
見て見ぬふりをしていると劣化が進み出費が増えてしまうことも…。
そうならない為にも定期的な診断をすることをオススメします!
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