屋根と壁は劣化が進んでしまう前に点検を
こんにちは!
広島県の安芸郡熊野町を中心に、地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
冬でも大工仕事はもちろん外!
手がかじかむこともありますが、
休憩時間に飲むホットドリンクをありがたく感じます。
さて、今日のブログは、外壁と屋根のお話です。
残念ながら永遠に劣化しない素材はないので、メンテナンスが必要なんです。
よければぜひ一度点検してみてくださいね。
▼目次
・外壁塗装の寿命は?
・屋根塗装の寿命は?
・寿命かどうかの見極め
・まとめ
外壁塗装の寿命は?
毎日太陽や雨風にさらされている住宅の壁は、ゆっくりと年月をかけて劣化していっています。
住宅の外壁塗装の耐用年数は、新築なら建ててから5年目以降に徐々に劣化が現れ、
おおむね8~10年程度で一度目のメンテナンスが必要になってくるとされています。
必要なメンテナンスをせず年月が経ってしまうと寿命が早く来てしまい、
見た目に美しさがなくなることはもちろん、雨漏りの恐れもあります。
防水性が落ちた外壁から侵入した雨水は壁だけでなく柱などにも影響を及ぼしますし、
腐食したりシロアリ発生の原因になったりもします。
つまり、こんなふうに壁から始まった劣化が家全体を傷めることになってしまうんです…!
屋根塗装の寿命は?
一方、屋根の寿命は表面塗装の塗料のグレードによって違います。
一概には数字で表せないところではありますが、概ね以下のような程度です。
アクリル・・・5年程度
ウレタン・・・7年程度
シリコン・・・10年程度
フッ素・・・15年程度
無機塗料・・・20年程度
最近の新築はアクリルが多いので、5年目くらいには一度チェックされたほうが良いかもしれません。
また、塗装の下の素材がセメントなのか金属なのか瓦なのかにもよって耐性も違います。
例えばカラーベストの屋根は板金屋根(ガルバリウム鋼板)よりも安くて取り入れやすいですが、
約10年間隔で塗装が必要になるなどメンテナンスが必要になってきます。
宗像工務店では、板金屋根(ガルバリウム鋼板)や瓦をオススメしています。
板金カバー工法の施工も行っておりますので、気になる方は一度ご相談ください。
屋根塗装が劣化すると雨水が室内まで染み出して住宅自体を傷めますし、
屋根の全交換となると大がかりな工事になり日数も費用もかかります。
早めの対策がおすすめです。
寿命かどうかの見極め
では、屋根や壁の寿命はどのように見極めれば良いでしょうか。
方法1)塗料メーカーに問い合わせたりHPをチェックして耐久年数を把握する
方法2)新築時の書類の中に手がかりを見つける
方法3)目視
実際に目で見て確認する方法としては、外壁の場合は
・手で触ると粉状のものがついてくる
・色あせている
・0.3ミリ以上のヒビがある
・たくさんの傷がある
・サビが発生している
・苔や藻が生えている
・シーリング(コーキング)が割れている
・塗膜がはがれたり膨らんだりしている
など。
こうした症状がある場合は、
プロに確認してもらってメンテナンスを検討されることをおすすめします。
壁のシーリング材を補修する程度ならご自身でもやっていただけるかもしれませんが、
屋根の状態を高所で目視するのは危険が伴いますし、
隅々まで見ることは難しいと思われますので、プロの手を借りることをおすすめします。
まとめ
住んでいる地域が海に近い、川に近い、紫外線が強いなどによって実際の寿命は変わります。
メンテナンス時期は目安なので、
住宅によって多少の差があることを認識しておいてもらえたらと思います。
また、時々家庭用の洗浄機などで外壁を洗うなどして汚れを落とす作業をすると、
汚れからの腐敗進行スピードを遅められます。
ぜひ建てた後も気にかけてお手入れしてみてくださいね。
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