いちにちの疲れを癒す寝室づくり

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職人ブログ

2024/10/18

いちにちの疲れを癒す寝室づくり

広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!

日が短くなってきて夜を楽しめるようになってきましたよね~。

というわけで、今日は寝室づくりについてまとめてみました。

間取りを決めるときに意外と迷われる方が多い寝室、ヒントになればと思います!

▼目次
・寝室の目的
・どのくらいの広さをとるか
・どんな家具や家電を置くか
・窓の位置や照明の種類
・壁紙や素材の種類
・寝室の位置
・まとめ

寝室の目的


 

宗像工務店と一緒に仕事をしている建築士さんは、いつも“各部屋の目的をしっかり考えること”を大事にしています。

寝室は、もちろん寝ることが目的の部屋ですよね。

少しの音や光で目覚める方もいるので、家族それぞれに合った造りで広さや防音、遮光などの環境を作る必要があります。

そして、環境と同時に必要なのがどう過ごすか


寝る前にストレッチをしたい、本や映画を見たい、身支度もしたい、受験生なら勉強したい、ということもあると思います。


どんな風に過ごすか、普段の生活をよくイメージしてから寝室作りを計画することをおすすめします。

どのくらいの広さをとるか

寝室の広さは、一般的には1人なら4.5畳くらい、2人なら6~8畳くらいが目安とされます。

布団派の方もいると思いますが、ベッドを例にして広さのイメージを紹介してみます。


<4.5畳>
ダブルベッド1つ、もしくはシングルベッド2つが入ります。他の家具を置くことは難しく、ドアやクローゼットの扉と当たらないように配置することも考える必要があります。


<6畳>
シングルベッド2つ、もしくはダブルベッド&シングルベッド1つずつの組み合わせでも入ります。シングルベッド3つはなかなかきついものの、くっつけて並べれば入りそうです。シングルベッド2つなら小さなデスクも置けそうですが、椅子を引くスペースを考える必要があります。


<8畳>
ダブルベッド2つ、もしくはダブルベッド1つ&シングルベッド2つでも入る広さです。通路を取ったり本棚やデスクを置くこともできるでしょう。


お子さんが小さなうちは家族全員で寝ることもあると思いますし、車椅子を使う場合は転回スペースも必要かと思います。

長期に渡る生活イメージをしてみることが必要そうですね。


どんな家具や家電を置くか

ベッドのほかによく置かれるものとしては、

・机
・サイドテーブル
・テレビ(テレビボード)
・ドレッサー
・キャビネット
・照明

などが考えられます。

また、布団を敷く計画であれば収納も必要になりますので、押し入れサイズのスペースも考えたほうが良さそうです。

何を置いてどんなふうに過ごしたいか、やはり最初に挙げた「目的」が大きく関係してきますね。

窓の位置や照明の種類

できるだけ、大きな窓を選ばないことです。


いくら高断熱の家でも、やはり窓のそばは夏の朝の日差しを感じたり、冬の夜の冷気が冷たかったりするので、安眠できません。寝室の窓のサイズは小さくてOK。採光の必要がないので北側の窓配置でも問題ないと思います。

ただ、洗濯物を干すためバルコニーに出るガラス戸を設置したい、という場合もあると思います。


そういう場合は二重サッシにしたりベッドを離して置く工夫をしてくださいね。


照明は、メインの天井灯のほかにフロアスタンドやダウンライト、卓上ライトなどを導入される方が多いと思いますが、直接目に光が入らない位置やデザインを選ばれたほうが良いと思います。


調光タイプを選んだり、上向きのブラケットが付いたものを取り入れるといいですね。


光の色は暖色がおすすめです。


壁紙や素材の種類


良い睡眠のためには、眠るまでの時間をいかに心地よく過ごすかが関係しているそうです。

そう考えると、部屋のメインの素材や壁紙の色はストレスにならないものを選びたいですよね。

ホテル風の落ち着いた色の壁紙を選び、床や家具にはナチュラルな木目やモノトーンを選ぶとカッコ良くまとまります。


床に無垢材を使えば木の香りにも癒されて、心の緊張を緩和してくれそうですね。

明るめで爽やかな色味が良いという場合は、ブルーやグリーン系のリラックスカラーを選ぶ手もありそうです。

もしアクセントクロスとして柄を取り入れたい場合は、インパクトの強いものだと狭さや圧迫感を感じさせることがあるので気をつけてください。

寝室の位置

寝室を北側にするか南側にするかで悩まれる方も多いと思います。


ご想像通り、【南】の部屋は太陽がよく当たるので、夏は暑くなってしまう一方で冬は暖かく過ごせます。【北】の部屋はその逆になりますよね。

【西】の寝室も、夏の夕方には強い西日が当たって寝る前に室温が上がってしまいます。


【東】は朝日が当たって体内時計のリセットに良さそうですが、眩しさへの対策は必要かもしれません。

こう並べてしまうとどの方角にも一長一短ありますが、日本では夏よりも冬のエアコン代のほうが高くつく家庭が多いようです。そう考えると、冬の夜を快適に過ごせる位置に寝室を取るのも良いかもしれませんね。

また、交通量の多い道路に面した寝室はおすすめできません。


そのほか、帰宅時間が遅いとか、夜勤があるとか、トイレが近い方が良いなど、家族の事情を大前提に考えた上で音や太陽との関係を考えてみてください。

まとめ

間取りの段階で、寝室を道路側やリビング隣に置かないなどは私たちも意識しますが、お施主様それぞれの生活スタイルはわかりません。

ぜひ、打ち合わせでたくさんのご要望や生活スタイルを工務店に伝えてください。

一日の疲れを癒してエネルギーをチャージする大事な場所ですから、条件に合わない寝室で寝不足になるのは避けたいですよね。こだわりを盛り込んで、しっかりエネルギーチャージできる最高の寝室にしましょう。


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