新築前に知っておくと良いこと7選!
広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
すっかり過ごしやすい気温になって、いっそう元気にリフォームや新築、造作家具のご依頼などに駆け回っています。ご用命いただけるのは大変ありがたいです^^
さて、最近新築の打ち合わせをしていることもあって、一軒家を建てる前に知っておいたほうが良いことを集めてみたいと思います。
もちろん知らなくても私たちのほうでお伝えしながら進めることはできますが、簡単にまとめましたので、これから建てる予定の方はさらーっと読んでみてください!
▼目次
1)住宅のタイプ
2)工法の種類
3)構造の種類
4)断熱性と気密性
5)土地の制約
6)寸法について
7)住宅に関わる税
まとめ
1)住宅のタイプ
これは皆さんご存じでしょう。戸建て住宅には1階建ての平屋、2階建て、3階建て、そして最近はスキップフロアと呼ばれる中2階というデザインもあります。平屋にロフトを設ける方もいらっしゃいますし、状況が許せばその形はさまざまです。
階数による特徴は次のようなイメージをしてもらえばと思います。
タイプ | 特 徴 |
1階建て(平屋) | 他のタイプに比べて披露目の敷地が必要。ワンフロアで生活動線が完結する使い勝手の良さで人気。 |
2階建て | 日本では最も多い形でバランスが取れた構造。 |
3階建て | 土地が高額なエリアや狭小地で見られる形で、上に高くスペースを取れる。 |
それぞれにメリットとデメリットがあり、階段の要不要や土地の広さ、施工費やメンテナンス費用なども含めて考えてみてください。
2)工法の種類
建物の組み方を「工法」と言います。
何種類かありますが、個人の戸建てによく取り入れられるのは「木造在来工法」と「2×4工法」。
木造在来工法は土台と柱と梁を使って組み立て、筋交いを入れて金物で補強する伝統的な工法です。
一方で2×4は合板を使って床・壁・天井の面を作って組み合わせていく手法です。
どちらも耐久性には優れていますが、在来工法は設計の自由度や敷地対応力が高く、2×4は耐震性に優れているなど、特徴があります。
3)構造の種類
建物を支える骨組み素材のことを「構造」と言います。
代表的なものは木造や鉄筋コンクリートですが、他にコンクリートブロックやアルミなどもあります。
木造は材料費が安い、軽い、調湿効果がある、などのメリットが大きいため日本の多くの家で使われていますよね。
鉄筋コンクリートは火災に強いですが費用が高くなり、増改築しにくいという点も。それぞれにメリットとデメリットがあるので、工務店と相談してくださいね。
4)断熱性と気密性
家を建てるとなると間取りやデザインを優先的に考えてしまうと思いますが、断熱と気密に意識を向けることも重要です。
外気の影響を受けず、夏は涼しく冬は暖かい家で快適に過ごせる家は、健康的かつ光熱費の削減にもなります。
設計の打ち合わせではぜひ高断熱・高気密の部分にも目を向けて、窓計画や冷暖房計画のことも話し合ってくださいね。
5)土地の制約
土地を買えばどんなふうに建てても良いわけではなく、行政ごとに法的な制限があります。
道路幅などの周辺環境によって、制限が厳しくなったり緩和されたり規定が変わります。
【建ぺい率】
土地の面積に対してどのくらいの大きさの建物を建てて良いかを示す数値。1階と2階で面積が違う場合、広いほうの面積で見られます。建築面積÷敷地面積×100%=建ぺい率(%)で求められ、自治体によって30~80%で定められています。
【容積率】
土地の面積に対して延べ床面積(各階の床面積の合計)がどのくらいを占めるかを示す数値。同一敷地内に2棟ある場合は2棟合計の数値で見られます。50~1,000%まで幅があります。
【用途地域】
これも行政で決められているもので、住みやすい街づくりのために地域を「住居系」「商業系」「工業系」と区分して建築を許可しています。住みたいエリアがどこに区分されているか、役所の土地計画課で確認できます。
6)寸法について
建築業界で使う単位は古くて、よくお施主様に「それってどのくらいですか」と言われます…笑。
そこで、よく使われる単位をまとめてみます。
単位 | 長 さ |
寸(すん) | 1寸=0.1尺=約30.3mm |
尺(しゃく) | 1尺=10寸=約303mm |
1尺5寸 |
よく使われる区切りの良い長さ |
間(けん) | 1間=6尺=約1,820mm |
半間(はんけん) |
よく使われる区切りの良い長さ |
ちなみに、cmではなくmm単位で表現することも基本です。
10センチ5ミリではなく105ミリ、と表すことが建築業界では通例となっています。
7)住宅に関わる税
家を建てると、最初に一度だけ負担する税金と毎年かかる税金が発生します。主に次のような内容です。減税制度が使えるものもありますよ。
■家を建てる時にかかる税金 |
消費税 |
印紙税 |
不動産取得税 |
登録免許税 |
■購入後に毎年かかる税金 |
固定資産税 |
都市計画税 |
■還元される税金 |
住宅ローン控除 |
まとめ
いかがでしょうか。
どれも聞いたことがある言葉だとは思いますが、実際に建てるときに必ず関係することなので、内容をわかっているほうがスムーズかもしれません。
ネットでも簡単に出てきますので、ぜひ調べてみてくださいね!
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