無垢材のフローリングでペットと気持ちよく暮らしたい!傷や汚れの注意点と対策
こんにちは!
熊野町など安芸郡を中心に、地元に密着しながら新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
今年の夏はまた一段と酷暑が記録されているように感じますが、皆さんの地域はいかがですか?なかなか外出しにくいですが、夕涼みで外の空気を楽しむのも良いですね。
さて、マイホームを持つと叶いやすいのがペットとの暮らし。
ワンちゃんや猫ちゃんが家族の一員として自由に動き回る光景は癒されますよね。
ただ、やっぱり気になるのが爪による床の傷や汚れです。また、フローリングだとペットが滑ってけがをするのではないかという心配もあります。
今回は、当社の家づくりでも人気の「無垢材の床とペット」をテーマにお話します。
天然木の気持ち良い床がいい…でもペットがいるから…という方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらも諦めず家づくりをしましょう。
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▼目次
・実際どう?無垢床 vs 傷
・無垢床についてしまったペットの汚れは?
・ペットのためにあらかじめできる対策
・無垢材におすすめの保護塗装
・まとめ
実際どう?無垢床 vs 傷
無垢床は、人にもペットにも心地よく癒し効果もあるので、当社でも大人気です。
無垢のフローリングは合板フローリングと比べると適度にやわらかくので足腰にも優しいうえ、香りも良いですよね。けれど、時とともにペットの爪痕が目立ってしまうのも事実です。
傷のつきやすさには、材質のやわらかさが大きく関係しています。無垢材は樹種によってそのやわらかさに違いがあり、ウォールナットやオークなどの広葉樹は硬く、国産のスギ・ヒノキ・パインなどの針葉樹はやわらかい質感となっています。
[広葉樹]
重く頑丈でシックな風合いがあり、針葉樹よりは傷がつきにくく、傷がついても表面をサンディングしてオイルを塗ることである程度修復できる素材です。
[針葉樹]
やわらかく冬でも冷えすぎない素材ですが、傷のつきやすさは否めません。けれど、表面塗装によって傷のつきやすさが違ってきますので、選び方やお手入れ方法によってはうまくつきあえる素材です。また、傷も風合いとして楽しんでいける素材でもありますので、気にせず過ごす方も多いようです。こまめにオイル類でお手入れをしていけばデニムのように年季を演出できますし、お手入れを控えるならツヤがなくなっていき、それはそれでかっこいい変化が見られます。
無垢床についてしまった汚れは?
人が水分や油分をつけてしまうのはもちろん、ペットがいれば粗相などで汚れがつく機会も増えがち。
日々の掃除は乾拭きで十分ですが、汚れがついてしまったら水拭きしてOK。染み込む前にすばやくペットシートなどで吸い込み、すぐに水で拭きましょう。時間がたってしまうとシミやカビの原因になってしまうので、できるだけすぐに拭くことが大事です。
あらかじめできる対策
基本の前提として、ペットの爪と足の裏の毛はこまめに手入れしておくことや、肉球にクリームを塗ってあげるなどのお手入れをしてあげましょう。
その次にできる簡単な対策としてすぐに思い浮かぶのは、シートやじゅうたん、マットを敷くこと。ペットにとっては滑り止めにもなりますので、これは効果的ですね。
ただ、これですと無垢のフローリングの魅力がなくなってしまいますよね。また、もしもペットが粗相をしてしまった場合のクリーニングを考えると、一概に敷くことが手軽とも言い切れませんので、取り入れるかどうかはお好みによります。
他には、無垢材に蝋やオイルなどを塗る対策があります。これについては次にお伝えしますね。
無垢材におすすめの保護塗装
無垢材の木質をダイレクトに楽しむことができ、ペットが滑らないようにするなら無塗装という選択肢もあります。
けれど、とても傷つきやすく水分や汚れを除去することが大変になるので取り入れる方は少ないようです。ただ、ご自身でオイルを塗りたいなどあれば、無塗装を選ぶのも楽しみの一つになると思います。
一方、多くの方が取り入れているのが塗装。その手段は、蝋やウレタンなどで表面に膜を作るか、オイルを浸透させる施工が定番です。以下、それぞれの塗料の特徴をあげてみます。
【蜜蝋ワックス】
ミツバチの巣から採取された天然の蜜蝋(みつろう)を主な原料として作られたワックスで、さらりとした感触なので見た目は無塗装にも見えます。無垢材を膜でコーティングするので、傷や汚れから守ってくれる効果が期待できます。
【ウレタン塗装】
ウレタン塗装も、ワックスと同じく無垢材の表面に膜を作るイメージで施されるものです。硬くコーティングされるので傷や汚れに強いですが、そのぶん木の風合いを肌で感じることができなくなる点は、事前に理解してから取り入れることをおすすめします。
【オイル】
オイルは素材に浸透させるイメージで塗布するものです。木の風合いや通気性も残りますが、蝋などのコーティングより傷はつきやすくなります。自然由来のオイルを使えば人にもペットにも優しく、滑らず歩きやすいのがメリット。定期的に塗りなおしをしてメンテナンスしていきます。
まとめ
無垢床は見た目が良いだけでなく、人とペットの体にもやさしい素材。ツルツルのタイルや合板フローリングに比べて足腰に負担が少なくあたたかいので、歩きやすく過ごしやすいのがうれしいですね。ダニや湿気の心配もないので、近年の家づくりでは重宝されています。
無垢材に傷がつきやすいのは事実ですが、爪痕がつくのはペットがしっかり爪を立てて歩いていて足腰に健康的な生活をしているから。
マイホームの新築やリフォームの際に無垢のフローリングをお考えの際は、ペットによる傷・汚れ・滑りなどの対策をお好みで考えながら無垢材とつきあっていきましょう。
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