マイホームか?賃貸か?
こんにちは!
広島県の安芸郡熊野町を中心に、
地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
やっと遅い梅雨に入ったと思ったら、いきなりすごい雨量の日が続いていますね。
各地に被害がないことを願います。
さて、今このブログをご覧になっている方の中には持ち家と賃貸で迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
どちらを選ぶかは人生設計にも大きく関わるので、お悩みも深いですよね。
今日は、改めて賃貸と持ち家それぞれのメリットとデメリットを考えてみます。
▼目次
・自分の家を持つメリットとデメリット
・賃貸物件に住むメリットとデメリット
・それぞれのコスト
・どのように判断して決めるのが良いか
・まとめ
自分の家を持つメリットとデメリット
まずは、物理的な部分で見てみます。
<メリット>
持ち家の最大のメリットは、なんと言ってもライフスタイルや好みに合わせて好きな家を自分たちで作ることができることですよね。
設備やデザイン、間取り、形状を自由に選ぶことができ、家族の形が変わっても将来的には自分たちの判断でリフォームすることができます。
一般的に収入が減る老後にも、持ち家があれば安心です。
<デメリット>
逆にデメリットはというと、簡単に住み替えができなくなることではないでしょうか。
とはいえ、最近では引っ越しせざるを得ない場合には中古物件として売却される方も多く、賃貸に出されて家賃収入を得る形にされる方もいらっしゃいます。
他には、購入時にかかる費用が大きい、固定資産税がかかる、といったこともデメリットや心配事としてよく聞かれます。
これは後で比較してみましょう。
賃貸物件に住むメリットとデメリット
<メリット>
賃貸に住むメリットは、なんと言ってもフレキシブルなところ。
「引っ越しが気軽にできる」と皆さんおっしゃいます。
転勤が多い方、あるいは収入・家族の人数に合わせて暮らしを変えていきたい方にも賃貸は向いているかもしれませんね。
家のメンテナンスも、基本的に大家や管理会社がやるので思い悩むことはないでしょう。
<デメリット>
その一方で、賃貸のデメリットはやはり“不安定”なことではないでしょうか。
借地借家法では、正当な理由と流れをふめば入居者が立ち退かなくてはならない場合がありますし、高齢になってからでは契約できない現実もあります。
そう考えると、不安は生涯に渡ってつきまとってしまうことになりますね。
そして、最も大きいのは住み続ける限り家賃を払わなくてはならない、ということです。
それぞれのコスト
それでは費用面を比べてみましょう。
だいたいの目安としてわかりやすいように、ここでは仮に持ち家の価格を4,000万円、賃貸物件の家賃を月額8万円ほどで考えてみたいと思います。
【持ち家(例)】
◎35歳で購入し35年ローンを選んだ場合
◎4,000万円のうち1,000万円を頭金として、残額をローン払いにする
◎一般的な金利で35年かけて返済する場合、最終的な支払額は5,000万円程度(年間およそ100万円)
◎70歳の時点で完済する
◎そのほか固定資産税、修繕維持費、保険料などが必要
※返済プランや状況による
【賃貸物件(例)】
◎35歳から家賃8万円の物件に住み続ける場合
◎年間の支払いはざっくり100万円弱、入居後35年の時点での支払いは3,300万円強
◎35年の時点では上記条件より賃貸のほうが安く済んでいる
◎しかし、その後も住み続ける限り毎年100万円弱の出費がかかる
◎70歳以降10年住み続けると4,300万円、20年住み続けると5,300万円と総払いが増えていく
※更新費や管理費がかかる場合や家賃の変動も考えられる
いずれも、かなり大まかな内容と単純計算なので、ローンの種類にもよりますし想定外の付加が発生する場合もあります。
上記例でいくと、建物に支払う額自体は年間で見るとほとんど変わりませんが、持ち家の場合ほかにかかるものがあったり、
賃貸は生涯払い続ける(そして自分の資産にならない)という大きな違いがあります。
ただ、持ち家の場合は広さや自由度の担保があり、8万円の賃貸物件とは間取りも違うはずですよね。
そのあたりの前提条件は住みやすさ、快適さ、暮らしやすさに直結することですので、価格だけでは比較できない部分もあると思います。
老後のことも考えると持ち家の安心感は大きいかもしれませんが、少しのギャンブル性も好きではない方は選ばないという手もありますね。
持ち家or賃貸、判断の基準は?
それぞれの考え方や好み、暮らしの状況によって判断が分かれるところですが、不動産に詳しい方々のおすすめは「良いローンの条件があれば持ち家がお得!」だそうです。
住宅ローン控除や補助金もありますし、もし具体的に比較検討したい場合はファイナンシャルプランナーに相談されるのも良いですね。
「家を建てたいけれど気軽さがない、ローンが嫌い」という場合は、意外にデメリットや不安部分をカバーできる策があるかもしれないので、判断基準を見るためにも一度相談をされてみてはいかがでしょうか。
心から納得と安心が感じられる判断で、住処を決められると良いですね!
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