板金屋根とカラーベストのメリット・デメリット
こんにちは！
熊野町など安芸郡を中心に地元密着で、新築・リフォームを行なっている宗像工務店です！
最近は突然大雨が降ってきたりと天気がコロコロ変わり、現場で作業をしていると大変です…
雨が急に降ってくることが多くなったことをきっかけに、ふと屋根材についてブログでご紹介したことがなかったなと思い今回、紹介させていただきます♪
屋根材は「カラーベスト」というものが一般的にはよく使われます。
ですが、宗像工務店では「板金屋根」をオススメしています。
カラーベストと板金屋根のメリットデメリットを記載していますので
ぜひご覧ください。
目次
■板金屋根について
■板金屋根のメリット
■板金屋根のデメリット
■カラーベストについて
■カラーベストのメリット
■カラーベストのデメリット
■板金屋根について
近年、人気のガルバリウム鋼板は板金屋根ととらえていただいて大丈夫です。
近年とても人気ですが、新築住宅の屋根にガルバリウム鋼板を使うケースは、あまり多くありません。
その理由としては、新築の場合は全体の建築費用を安くしようと、屋根材にあまりこだわらないからだと思います。
見た目が良ければ、価格を抑えようという意識が働きやすいですね。
そのため、価格が安い屋根材として普及しているカラーベストがよく使われています。
リフォームのときに選択される板金屋根
カラーベストの場合、安いですが１０年ほどで塗装工事が必要になってきます。
製造時は塗装されていますが、塗装が紫外線で劣化すると、雨や雪が降った時に水分を吸収して、ボロボロになってしまいます。
そして屋根のリフォームが必要となったときに、ガルバリウム鋼板が屋根材として候補にあがってきます。
なぜなら、ガルバリウム鋼板の屋根が他の屋根材に比べて、多くのメリットがあるからです。
■板金屋根のメリット
1.軽量
ガルバリウム鋼板自体は、瓦やカラーベストに比べて軽い材質です。
軽くて強度が高い金属を屋根材にすることで、建築物の耐震性を上げることができます。
2.加工が容易
瓦やカラーベストは一度形を作ったら加工はできません。
金属材の場合は大きい板の状態で現場に持っていき、現場で使用する形に加工することができます。
そのため、ある程度どんな屋根の形にも合わせることができます。
シンプルな形状から、曲面の多い複雑な形状まで、様々なかたちの屋根に対応できます。
3.防水性が高い
継ぎ目が少ないので、雨水が入る隙間も少なくできます。これにより防水性が高まります。
4.経年劣化が起きにくい
金属素材は経年劣化が起きにくく、メンテナンス費用もあまりかかりません。
※状態によって塗装した方がいい場合もあります。
■板金屋根のデメリット
1.断熱性が低い、防音性が低い
一般に、ガルバリウム鋼板屋根のデメリットとして、断熱性が低い、防音性が低いということがあげられます。
ですが、現在はこれらに対応し、解消された製品が沢山流通しています。
例えば、表面に遮熱塗料が塗ってあったり、裏面に断熱、遮音効果の高い芯材を入れた製品もありますのでご相談ください。
2.施工に高い技術が必要
ガルバリウム鋼板を使用する場合、商品によっては正しく施工ができるように製造メーカーさんから施工講習を受け、メーカーからの認定証がなければ取り扱うことができないものもあります。
ですが、宗像工務店では鋼板屋根の施工経験が沢山ありますので
安心してお任せください。
■カラーベストについて
カラーベストとはストレート屋根材の商品名です。
屋根材を釘で固定する「全数釘止め工法」で施工しているため、強風による飛散や落下を防げます。
さらに、国土交通省が定める不燃材料認定番号を取得しており、万が一の火災時には、隣家に燃え広がるスピードを抑えらることが出来ます。
■カラーベストのメリット
1.種類が豊富
カラーベストは種類が豊富です。
そのため、お好みのスタイルの屋根を選ぶことが出来ます。
屋根材のカットの形状には「波型」や「横一文字」、表面のデザインには「グラデーション」や「木目調」などがあります。
カラーも豊富なので、多彩な組み合わせの中から選んだお気に入りのデザインで屋根を素敵に仕上げることが出来ます。
2.工期が短い
カラーベストは薄い板状の屋根材を、釘やビスで留めていきます。
施工方法が簡単なため、工期が短くて済むこともメリットのひとつです。
3.価格が安い
カラーベストは、ほかの屋根材に比べて価格が安いため、工事費用を抑えることが出来ます。
1平方メートルあたりおよそ3,900円ほどです。
粘土瓦の価格は、1平方メートルあたりおよそ9,000円、金属系屋根は6,000～9,000円ほどします。
商品の種類によって価格は異なりますが、カラーベストはほかの屋根材と比べると安いといえるでしょう。
■カラーベストのデメリット
1.定期的に塗装が必要
カラーベストは、防水機能を維持するため定期的に塗装が必要となります。
カラーベスト自体に防水機能がないため、塗装することで水の浸透を防ぎます。
10年おきの間隔で塗装が必要となってきます。
そのため、定期的に塗装する手間や、費用がかかってしまうことを覚えておきましょう。
宗像工務店ではカラーベストでリフォームを行う際は、カバー工法を行うことをオススメしています。
2.寒い地域では不向き
カラーベストは凍害に弱いため、寒い地域での施工は不向きです。
寒冷地にお住まいの方は、カラーベストの施工は避けるようにしましょう。
いままで大丈夫だったのに、突然天井に染みが出た。雨漏りしている。など屋根にお困り事がありましたら宗像工務店にぜひご相談ください。
お客様に合ったご提案をさせていただきます。
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